“Virtual Square”:デジタルツイン

業務フローを定義して業務データを紐づけることで、現実世界の業務を映し出すデジタルツインを作成する機能です。本製品では「仮想業務の広場」を意味する「Virtual Square」と名付けました。

  • 業務フロー作成機能(GUI)
  • 業務プロセスにデータを紐づける機能
  • 業務プロセスにおけるKPI設定機能

ETL:データ抽出・加工・格納

基幹システム等のデータを抽出(Extract)して分析に適したデータに加工(Transform)し、新たなデータとして格納(Load)する機能です。

  • DBMS、DWH接続機能(Oracle、SQLserver、Snowflake等)
  • ファイル取込(Excel、csv)、IoTモジュール・ERP/SCM接続機能
  • データ結合(Join/union)、行・列選択、SQL実行機能
  • 加工後実体テーブル作成機能、加工定義による都度アクセス機能

AI/Insight

“Virtual Square”にて設定したKPIに対して、最も影響を与えているデータ(≒原因)をAIによって見つけ出します。KPIを分析したダッシュボードを生成し、予測結果とインサイト(気付き)を提示します。

  • KPI分析モデル自動生成、生成モデルによる予測実施機能
  • KPI分析ダッシュボード自動生成機能
  • ユーザー評価フィードバック取込み(改善学習)機能

BI/Dashboard

※折線グラフ、棒グラフなど主要チャートにて対応

折線グラフや円グラフ、ガントチャートや箱ひげ図などのチャート(グラフや表)を作成し、複数のチャートを配置したダッシュボードを作成するBI(ビジネス・インテリジェンス)としての機能です。

  • チャート種類:30以上のグラフおよび表
  • チャート:CSV・画像出力、生データ表示、フォントサイズ変更※
  • ダッシュボード:表示フィルタ、画面自動更新、画像出力

IoTデータ連携

PLCのデータを取得する「Pasteriot.mi Edge」モジュール(Windowsアプリケーション)を標準機能として提供。IoTデータを手軽に収集できます。また、ジェイテクト社の「稼働アップNaviRPro」のデータをETL機能によって連携させることも可能です。

  • PLC接続機能:三菱…FX5、Q、iQ-F  オムロン…CJ1、CP2
  • 信号収集機能:変化点検出、トリガー収集、タグ設定

生産状況可視化ダッシュボード

生産設備の稼働状態を示すガントチャートや、不良種類のパレート図など、製造現場でよく使われる複数の図表をまとめたダッシュボードをテンプレートとして提供。データ取得元をETL機能で繋ぎ変えるだけでお客様ごとの現場データをすぐに可視化することができます。

  • 稼働状態ガント、稼働率、不良パレート図、停止時間・回数など
  • 日付と、ラインや工程等の設備定義による絞り込み機能

生産管理連携

生産管理システムと計画データ・実績データをリアルタイム連携することで、生産進捗管理や受発注などの実効性を高めます。第一弾は製造業向けSCMとして定評のあるmcframe7に対応。

  • 生産管理マスタデータ取得機能(品目工程マスタ等)
  • 製造指図データ取得機能(製造指図一覧→製造指図No指定)
  • 製造実績・出来高登録機能

生産計画最適化

製造する品目と数量に対して、誰が作業を行うか、どの設備を使うか、という最適な割当て(組合せ最適)を算出します。例えば設備の故障や作業者の病欠といった条件を考慮した最適化が可能です。

  • 数理最適化エンジンによる組合せ最適化算出機能
  • 最適化における制約条件を設定する機能
  • 最適化結果ガントチャート/比較ダッシュボード作成機能